「たかえすみどり」ってどんな人?

「たかえすみどり」本人写真

1977年(昭和52年)47歳
うるま市生まれ
亡父は屋慶名、母は泡瀬出身。
旧姓:山根

[家族構成]
夫、娘2人(8歳と5歳)

[学歴]
ことぶき保育園(沖縄市大里)、
普天間第二小学校
琉大附属中学校、興南高校
介護福祉士取得
那覇看護専門学校 准看護師免許取得
浦添看護学校 看護師免許取得

[職歴]
介護福祉士の後、看護師となる
現在、あいあい保育園(美原園)勤務

給食費負担軽減を願うママ・パパの会代表
美里小学校PTA副会長

「たかえすみどりの歩み」タイトル画像

私の原点 ハーフとして生まれた母の存在

米軍統治下、沖縄の人の人権も踏みにじられていた1955年に私の祖母と米兵の間に生まれた母。学校で「アメリカ―」と石を投げられた幼い頃の母。
そんな母の悲しい経験を聞いて育ち、幼少期から世の中の理不尽さを感じて過ごしてきました。
母の存在が、差別や偏見、社会的に弱い立場の人について考える私の原点となりました。

福祉職の生活不安を痛感した20代

25歳、訪問ヘルパーとしてスタートした福祉職。
その後、介護福祉士として8年地域の施設を経験しました。
高齢者との触れ合いにやりがいを感じつつも、待遇面を感じる将来への不安。
福祉職の待遇面での社会的地位の不安定さを痛感。
30代、看護師を目指し、看護学校入学。准看護師、正看護師免許取得

娘たちが安心できる平和な沖縄を願う

1995年、少女暴行事件の県民大会に高3で初めて参加。
約20年後、第一子妊娠中の2016年、うるま市の女性が元米兵に殺される事件が起きました。
繰り返される悲しい出来事、なぜ沖縄だけ、こんなにも基地負担をし続けなければいけないのか?
基地がなければ母は生まれず、私もこの世に生まれることはありませんでした。
しかし、今後の沖縄に基地はいらない。
2人の娘が暮らしていく沖縄は平和な島であってほしいと願っています。

40代 長女の小学校入学を機にはじめた給食費の署名活動

2023年、長女が小学校に入学して気づいたことは、義務教育なのに想像以上に経済的負担があることです。給食費や教材費など定期的に発生する徴収金に驚くばかり。
周りの保護者と話してみると、皆同じような負担感を持っていました。
せめて毎月の給食費が半額になればと思い、たった1人ではじめた署名活動。
「給食費負担軽減を願うママ・パパの会」の活動に賛同する保護者が1人、また1人と増え、沖縄市民の中に共感の輪が広がりました。
これまで3度、市議会へ請願書を提出し、市民の書名も累計10,000筆以上届けてきました。
市議会へ市民の想いを伝え続けるも、給食費半額助成の請願書の採択にはまだいたっていません。
活動をとおして感じたのは、子育て世代のリアルな声が多数集まったことへの驚きと感謝。
同時に、なかなか届かない現実。
子育て世代の声をダイレクトに届けたい!それがたかえすみどりの強い想いです。

給食費負担軽減活動の写真